【別名】 
唐樒(トウシキミ)、八角茴香(ハッカクウイキョウ)、大茴香(ダイウイキョウ)、
(英名:Star Anise、学名:Illicium verum) 


【概要】 
 シキミ科の常緑高木である。熟した果実は赤褐色で、漢方薬、香辛料の原料になる。
実の形は八つの角を持つ星形をしていて、アニスやウイキョウに似た良い香りがあるため、「スターアニス」名がつけられた。香辛料として中華料理に使われ、中華香辛料「五香粉」の原材料の一つである。 
 また、香辛料としての利用以外に以下のように利用される。 
日本薬局方では、トウシキミまたはセリ科のウイキョウの果実から得られる精油を区別なくウイキョウ油としている。 
 生薬名は大茴香であり、杜仲と木香とを配合した思仙散は腰痛に用いる漢方薬である。近年インフルエンザ治療薬タミフルの原料にもなっている。 
 中国原産で、中国南部、ベトナム北部、南部インド、インドシナで広く栽培されている。 


【薬性】 
温 
※「薬性」の説明 


【薬味】 
辛 
※「薬味」の説明 


【帰経】 
脾・腎 
※「帰経」の説明 


【薬効】 
散寒作用、理気作用、開胃作用。 
※「薬効」の説明 


【薬膳としての働き】 
1.喉の炎症を抑え、鎮静作用・冷え性の改善(緩和)・消化促進作用・強壮作用・抗がん作用に効果を発揮する。 
2.風邪などで体が弱っている時に摂取すると良い。 
3.新陳代謝の活性化を促す効果もあるので、少量であればダイエット中にも適した香辛料と言える。
 ※「薬膳としての働き」の説明