【別名】 
迦枸勒(カクロク)、ナツメグ、肉寇(ニクク)、肉果(ニクカ)、玉果(ギョクカ)、(英名:Nutmeg、学名:Myristica fragrans) 


【概要】 
 ニクズク科ニクズク属の熱帯性の常緑高木。種子(木の実)から、スパイスのナツメグ (nutmeg) とメース (mace)、生薬の肉荳寇(にくずく)が作られる。また、エッセンシャルオイル(ナツメグ油)、バター(ナツメグバター)、食品添加物(抗酸化剤・防腐剤)、木材保存剤なども加工される。 
 東南アジア、オーストラリアに自生。 


【薬性】 
温 
※「薬性」の説明 


【薬味】 
辛 
※「薬性」の説明 


【帰経】 
脾・胃・大腸 
※「薬性」の説明 


【薬効】 
収斂、止瀉、健胃、整腸作用。 
※「薬性」の説明 


【薬膳としての働き】 
1.温中行気(おんちゅうこうき):脾胃を温め、気の巡りをよくし、脾胃虚寒の気滞による腹痛、腹部腸満感、食欲不振、嘔吐をとる。 
2.渋腸止瀉(じゅうちょうししゃ):脾虚や虚寒の慢性下痢、脱肛、五更泄瀉(ごせつせしゃ:夜明け前の下痢)を止める。 
※「薬性」の説明