【別名】 
(英名:Pepper、学名:Piper nigrum) 


【概要】 
 コショウ科コショウ属のつる性植物で、その果実を原料とする香辛料のこと。香辛料の王様といわれ、この小さなつぶが世界中の人々の食生活を変え、航海や貿易を発展させる原動力となって歴史まで動かした。 
 収穫のタイミングや製法の違いによりブラックペッパーやホワイトペッパーなどがある。 
 ピペリン(piperine)という化学物質が胡椒に独特の風味を与える。 
 ブラックペッパー(黒胡椒):胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものである。世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいると言われている。強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い。
 ホワイトペッパー(白胡椒):完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥いたものである。ブラックペッパーより風味が弱く魚料理と相性が良い。 
 インド原産で、インドネシア、マレーシア、ブラジルなど栽培されている。 


【薬性】 
熱 
※「薬性」の説明 


【薬味】 
辛 
※「薬味」の説明 


【帰経】 
胃・大腸 
※「帰経」の説明 


【薬効】 
温胃散寒、健胃作用。 
※「薬効」の説明 


【薬膳としての働き】 
1.温中止痛(おんちゅうしつう):脾胃を温め、寒邪を取り除疼痛、嘔吐、泄寫などを改善する。 
2.食欲増進(しょくよくぞうしん):食欲不振を改善する。 
※「薬膳としての働き」の説明