【別名】 
黒脂麻(クロジマ)、芝麻(ジマ)、(学名:Sesamum indicum) 


【概要】 
 ゴマ科ゴマ属の一年草で、ゴマの種子を使用。種子から得た脂肪油がゴマ油である。 
 昔からゴマは漢方薬としても用いられた。種皮の色によって黒ゴマ、白ゴマ、金ゴマに分けられるが、栄養的にはほとんど差がない。黒ゴマの皮の部分にタンニン系ポリフェノール色素を多く含んでいる。 
 カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症の予防や貧血の改善に効果がある。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、Eに葉酸が豊富に含まれている。ゴマには抗酸化物質として働くリグナンが含まれており、ゴマの代表的なリグナンがセサミンである。ゴマは抗酸化作用を持つ。活性酸素が体内で生成されるのを抑え、肝臓機能を強化し細胞の老化やガン化を抑制する作用がある。脂質はオレイン酸、リノール酸が80%を占め、たんぱく質も豊富に含み、コレステロール抑制にも効果もある。 
 アフリカ原産で東アジア各地栽培される。中国が世界一の産地で、山東、黒竜江、河南、四川、安徽、山西などに量産している。 


【薬性】 
平 
※「薬性」の説明 


【薬味】 
甘 
※「薬味」の説明 


【帰経】 
肺・脾・肝・腎 
※「帰経」の説明 


【薬効】 
潤燥滑腸、滋養肝腎、滋養作用、通便作用。 
※「薬効」の説明 


【薬膳としての働き】 
1.滋補肝腎・養血益精(じほかんじん・ようけつえきせい):肝腎の気を補い、血、精気を増強させ、耳鳴り、頭痛、めまい、陰虚体質、ほてり、微熱、寝汗、白髪、疲労などの症状を改善する。 
2.潤燥滑腸(じゅんそうかっちょう):腸を潤し、乾燥を取り、皮膚の乾燥、腸燥の便秘を改善する。 
※「薬膳としての働き」の説明